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【国際社会学会(ISA)】Global Mapping of Sociologists for Social Inclusion (GMSSI) 開設のお知らせ

Global Mapping of Sociologists for Social Inclusion (GMSSI) 開設のお知らせ

 国際社会学会(ISA)が、ISAのアカウントを持つ社会学研究者のデータベースを開設しました。世界のどこに、どのようなテーマで研究している社会学者がどれくらいいるかなどをマッピングしようとするプロジェクトです。
 現時点では、2012年の第2回世界社会学フォーラムから2018年7月開催の世界社会学会議トロント大会まで、横浜大会を含む計4回のイベントでの各社会学者のアブストラクトなどが収録されています(ISAのアカウントを持っている方は、下記からログインして、自分のデータを確認し、適宜追加することができます。必ず”Taro Yamada”のように、フルネームを ” ” に挟むかたちで検索します)。

 https://www.isa-sociology.org/en/publications/digital-platforms/gmssi/

 人名検索、キーワード検索などによって、ISAにかかわる社会学研究者のデータベースとして活用できます。例えば、検索語として、Fukushima を入力すると、154件(アブストラクトを含む)出てきます(3月29日現在)。Fukushima Nuclear Accident にかかわる報告や論文(Current Sociology やInternational SociologyなどISA発行の雑誌掲載論文のアブストラクトも収録)が、154件近くあったことを示しています(ただし研究者の所属大学がFukushima University の場合や県名・市名の場合も含まれます)。海外の研究者も、Fukushima Nuclear Accident にかなりの程度言及していることがよくわかります。

 データ量が多いので、現状でも、世界の社会学の最新の研究動向を知るうえで役に立ちます。自身のFBやツィッター、ブログなどとリンクさせたり、自身に関するデータを柔軟に追加することができますので、国際発信のツールとしても有用です。

 是非ログインして、活用方法を工夫してみてください。疑問の点などは、長谷川宛(k-hase@m.tohoku.ac.jp)までおたずねください。

長谷川公一(国際発信強化のための特別委員会委員長)