■『新社会学研究』第5号の論文公募について(2019/04/11)
『新社会学研究』第5号(新曜社,2020年秋刊行予定)では,公募特集のテーマとし
て「2020年代のフィールドワーク」を立て,現在投稿論文を募集しています.どなた
様も奮ってご応募ください.「呼びかけ文」は以下のとおりです.
【特集テーマ:2020年代のフィールドワーク】
一つの時代の終焉の先には、すでに「新たな時代」の始まりが控えている。今回の公
募特集では、いま幕を開けつつある2020年代に照準しつつ、この10年が「(平成後
の)新たな時代」にとって〈いかなるものの始まりであるのか?〉を模索する独創的
な論考を期待したい。ここで求められているのは、言うなれば、近未来社会の胎動を
つかむフィールドワークの成果である。それは、平成から昭和にまで遡るロング・
タームの研究でもよし、また、時間や空間が限定されたケース・スタディでもよし。
たとえば、「東京オリンピック・パラリンピックや大阪万国博覧会の社会への影
響」、「子ども食堂の可能性」、「外国人労働者への新たな受け入れ態勢の模索」、
「優生思想の現在」、「人間とAIのつきあい方」など自由な問題設定のもとに、かす
かに聞こえ来る新時代の鼓動に耳をすますような斬新な作品を待望する。
=応募方法=
投稿希望者は,論文題目、概要、独創的な主張点等を2000~2500字でまとめ、氏名、
所属、連絡用アドレスを記したエントリーシート(書式自由,PDF)を、メールのタ
イトルに必ず【公募エントリー】と記した上で『新社会学研究』編集同人事務局へ
送って下さいnekotaro[@]center.konan-u.ac.jp。
〆切は2019年11月10日,審査通過者の論文〆切は翌2020年1月27日です。
なお,最新情報は,下記サイトに掲出します.
http://www.bigcosmic.com/board/s/board.cgi?id=JS2016&nspass=
(情報提供者・『新社会学研究』同人・樫田美雄)
■『新社会学研究』第3号出版記念シンポジウムについて
『新社会学研究』第3号(2018年9月刊)では、「ファン文化の社会学」を公募特集として掲載しました。この特集は反響が大きく、続けての企画が望まれるとの声が寄せられたため、以下のシンポジウムを開催いたします。当日の午後には同じ関西学院大学で「関西社会学会大会」も開催されています。予約不要・無料の企画となっております。どなた様も振るってご参加ください。
シンポジウム名:「ファン文化の社会学――次のステージに向けて」
日 時:2019年6月1日(土)10:00 -12:00
場 所:関西学院大学図書館ホール(西宮上ケ原キャンパス)
※https://www.kwansei.ac.jp/pr/pr_001086.html(キャンパスマップ)
報告者:吉光 正絵(長崎県立大学)
難波 功士(関西学院大学)
岡井 崇之(奈良県立大学)
司 会:小川 博司(関西大学)
=シンポジウム趣旨=
『新社会学研究』第3号の特集「ファン文化の社会学」では、Kポップ、ジャニーズ、2.5次元アイドルと、パフォーミング・アート分野のアイドルたちの、主に女性ファンに焦点が当てられた。ファン文化の範囲はもっと広いはずだし、ファンは女性に限られない。本シンポジウムでは、特集の内容を踏まえた上で、ファン文化研究の次のステージに向けて、研究の射程、アプローチの方法など、今後の課題について議論したい。
(情報提供者・『新社会学研究』同人・樫田美雄)