((本企画は、秋の行動計量セミナーとは別です))
日本行動計量学会では、第107回行動計量シンポジウムとして、情報量基準WAIC /WBIC(Widely Applicable Information Criterion,Widely applicable Bayesian Information Criterion)をとりあげます。新書『渡辺澄夫ベイズ理論』(共立出版)の著者である鈴木讓氏による「なぜ・いつAICでなくWAICなのか」に関する話題と、清水裕士氏によるStanによるWAIC/WBICの実装に関する話題の2コマずつ4コマのセミナーになります。
<開催基本情報>
開催日時:2023年10月29日(日)10:00~18:30(1日間)
開催方法:オンライン・リアルタイム配信(LIVE形式)/復習オンデマンド配信2週間あり(当日欠席でも後日視聴できます)
テーマ:「WAIC/WBICの理論と実装:渡辺澄夫ベイズ理論への招待」
発表者:鈴木讓(大阪大学)、 清水裕士(関西学院大学)
司会: 小杉考司(専修大学)
参加費: 日本行動計量学会準会員(学生)、正会員(一般)、賛助会員(6名まで):無料
学生非会員:3,000 円、一般非会員:6,000 円
申込ページ:https:// sympo107th.peatix.com
<発表者による内容紹介>
「なぜAICでなくWAICなのか」「いつAICでなくWAICなのか」と聞かれても答えられずに使っている人が、ほとんどだと思います。今回のセミナーの内容を聞けば、安心して使うことができます。今回は、「渡辺澄夫ベイズ理論100問 with R/Stan」(共立出版)のすべてを講義するというよりは、スムーズに読めるような平易な導入を提供することになります。MCMCの基本概念、Stanの使い方WAIC/WBICの計算に関しては、過去のセミナーやブログなどで(初心者の方からも)高い評価を得ている清水裕士氏(関西学院大)が指導します。
皆様のご参加をお待ちしております。
~こんな方にお勧めします~
・WAIC/WBICを使う予定で、RやStanの使い方を知りたい人
・WAIC/WBICを使っているが、原理まで知りたい人
・WAIC/WBICの数理を勉強して挫折した経験がある人
<前提とする知識と技能レベル>
・数Ⅲレベルの数学的知識
・Rの基本操作が出来ること(事前にrstanパッケージのインストールをお願いします)。
<講義スケジュール(予定)>
10:00~10:20 オープニング
10:20~11:50 講義1 「なぜ・いつAICでなく、WAICなのか」 (鈴木)
11:50~12:50 昼食休憩
12:50~14:20 講義2 「AICのパラメータ数を2倍の学習係数におき換える」(鈴木)
14:40~16:10 講義3 「MCMCによるベイズ推定」 (清水)
16:30~18:00 講義4 「Stanを用いたWAIC・WBICの計算」 (清水)
18:00~18:30 質疑応答
18:30 クロージング
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<第107回行動計量シンポジウム:実行委員会>
小杉考司(専修大学)
鈴木讓(大阪大学)
清水裕士(関西学院大学)
芳賀麻誉美(大阪経済大学、日本行動計量学会運営委員長)