4/5(土)『食の豊かさ 食の貧困』合評会のご案内

昨年出版されました、下記書籍の合評会を以下の要領で開催いたします。

上田遥
『食の豊かさ食の貧困―近現代日本における規範と実態』
(名古屋大学出版会、2024年)
https://www.unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4-8158-1166-2.html

本書は、近現代日本の「食の豊かさ」に関する規範の形成と、その剥奪としての「食の貧困」の実態を大規模調査から解明しようとした、社会学・倫理学・栄養学などにまたがる研究です。本合評会では、多彩な角度から本書を読み解くべく、多分野の専門家からコメントいただき、上田遥先生に応答していただきます。その後、質疑応答に移り、登壇者および参加者とディスカッションを行います。
みなさまのご参加をお待ちしております。

日時：2025年4月5日（土）14:00-17:00(JST)
開催形態：ハイブリッド（対面メイン）
対面会場：キャンパス・プラザ京都6階第1講習室
https://www.consortium.or.jp/about-cp-kyoto/access
京都市下京区東塩小路町939　JR京都駅下車徒歩5分

参加希望の方は、下記のリンク先からお申し込み下さい。
（2025年3月30日(日)まで）
https://forms.gle/WDkRySJmkCTgh24E9

プログラム：
14:00-14:05 「趣旨説明」安井大輔（立命館大学）
14:05-14:35 「書籍の概要紹介」上田遥（東京大学）
14:40-16:00 「コメント」（各20~30分程度）
（1） 荒木一視（立命館大学）
アマルティア・セン、潜在能力アプローチなどの観点から
（2） 石黒万里子（東京成徳大学）
社会階層論、こども社会学、食育研究などの観点から
（3） 巽美奈子（立命館大学）
栄養学、家庭食の実態、食の社会学などの観点から
16:10-16:30 「著者からのリプライ」
16:30-17:00 「質疑応答・討議」

問い合わせ先：安井大輔（dyr18044@fc.ritsumei.ac.jp）

主催：食の社会学研究会
共催：立命館大学食マネジメント学部・研究科