2020年10月5日
日本社会学会理事会
第25期日本学術会議新規会員任命に際し、日本学術会議が推薦した105名の会員候補者のうち6名を内閣総理大臣は任命せず、その理由を明らかにしていない。このような決定は研究者の自由闊達な研究活動を委縮させるものであり、ひいては研究に基づいたイノベーションを阻害するものである。
日本社会学会は、内閣総理大臣による任命拒否とその理由開示拒否という異例の決定が学問の自由を侵すものであると考え、6名の会員候補者の任命拒否理由のすみやかな開示、そして6名の会員への任命を求める。