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日本学術会議ニュース・メール No.743
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1.【開催案内】共同主催国際会議 第29回人工知能知能国際会議
市民公開講座「AIと未来社会」
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【開催案内】共同主催国際会議 第29回人工知能知能国際会議
市民公開講座「AIと未来社会」
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共同主催国際会議 第29回人工知能知能国際会議
市民公開講座「AIと未来社会」
日 時:令和3年3月25日(木)13:00~16:00
会 場:オンライン
参加費:無料
参加登録:https://peatix.com/event/
↑こちらから参加登録をいただいた方にオンラインセミナーのリン
りいたします。
日本学術会議と第29回人工知能国際会議現地実行委員会が共同主
「第29回人工知能国際会議」が、1月7日(土)より、オンライ
れました。(令和3年1月7日(土)~1月14日(金)[7日間
当国際会議では、「人工知能から社会知能へ」をメインテーマに、
マルチエージェントシステム、機械学習等を主要題目として、研究
が行われることとなっており、その成果は、人工知能の発展に大き
のです。また、本会議には50ヵ国・地域から約2000名の参加
た。
また、一般市民を対象とした市民公開講座として、3月25日(木
と未来社会」が開催されることとなっております。関係者の皆様に
くとともに、是非、御参加いただきますようお願いいたします。
基調講演 / Keynote Talk : 13:00-14:00
「AIによる未来の社会システム」
講師:伊藤孝行 京都大学大学院情報学研究科
IJCAI-PRICAI2020 現地実行委員長
アブストラクト:
既存の人類の社会システムは、AIやインターネットがない時代に
ものが多い。AIやインターネットを効果的に利用することにより
会システムを実現することで、人類のコレクティブインテリジェン
ることが重要課題である。本講演では、その中の研究テーマの一つ
ンターネット上で群衆の合意を形成するシステムについて紹介する
やFacebookなどのSNSによって、インターネットで何万
たちの意見を収集できるようになっている。これらの意見をうまく
何百万人という人たちの合意を形成できる可能性がある。
大規模な合意を形成できれば、これまでには不可能だった、大規模
よる意思決定が可能になる。しかし、規模が非常に大きいことから
で行うのは困難である。そこで本研究では、エージェントという人
グラムを用いて、大規模な人数の人たちの意見を効率的に収集し、
するシステムを創成する。本研究により、従来では不可能だった、
模な人数(例えば10000名以上)で、ネット上で議論し、効率
形成することが可能になる。これにより、時間と場所と労力によっ
な人数の議論を繰り返さなくても、効率的に合意を得る、もしくは
る案をみんなで探すことができるようになる。この効果により、例
産的な意味のない会議を激減することができ、対面方式の会議では
生産的な議論にのみ集中することもできる。本講演では、名古屋市
会実験、およびアフガニスタンでの社会実験など最新の成果を紹介
招待講演/Invited Talk:14:00-15:00
「知的合意技術/Intelligent Agreement Technologies」
講師(翻訳付きビデオ映像): Professor Reyhan Aydogan
Department of Computer Science, Ozyegin University, Istanbul, Turkey
Interactive Intelligence Group, Delft University of Technology,
The Netherlands
IJCAI-PRICAI2020におけるANAC競技会運営委
Abstract:
In the past few decades, there has been a growing interest in
automated negotiation, where software agents facilitate negotiation on
behalf of their users and try to reach joint agreements. It has been
studied extensively in e-commerce settings, but it can also be
addressed more generally as a paradigm for solving coordination and
cooperation problems e.g., for task allocation. In this speech, Iwill
talk about the agreement technologies briefly and the challenges
addressed by the International Automated Negotiating Agents
Competition (ANAC).
招待講演/ Invited Talk:15:00-16:00
「AIによる成長産業の飛躍的発展にむけて」
講師:松尾徳朗 産業技術大学院大学教授
IJCAI-PRICAI2020 現地実行委員
アブストラクト:
インダストリー4.0に深く関わっているIT技術を見るまでもな
とサイバー世界の隔たりは、AIやIoTの基盤技術とビッグデー
発展により、次第に埋まってきている。本講演の前半では、サイバ
ル環境に基づいたコンベンションについて紹介する。従来のコンベ
、現実の世界における討論が主流であるが、オンライン討論と現実
合することにより、参加者にとってこれまでにない格段に高い効用
ことが明らかとなった。後半では、コンベンションにおいてセンサ
用した来場者支援を紹介する。来場者の行動や振る舞いに関するデ
ことにより、コンベンション主催者はリアルタイムにマーケティン
なる。また、コンベンション施設に設置されたサイネージに、来場
ーソナライズドされた情報を表示することにより、来場者に対する
サービスを提供することができる。以上に関連して、本講演の最後
成長産業を加速的に発展させることができるAIやIoT技術活用
ントを提示する。
※内容等の詳細は以下のホームページをご参照ください。
○国際会議公式ホームページ(https://ijcai20.
○市民公開講座(https://sites.google.c
【問合せ先】京都大学大学院情報学研究科 伊藤孝行研究室
(Tel:075-753-4820、Mail:contac
※ アドレス中、*を@に変更してお送りください。
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