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** 日本学術会議ニュース・メール ** No.785** 2022/2/4
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1.【開催案内】 日本学術会議in福岡 学術講演会
「若手研究者が考える地方創生と学術の未来」
2.【開催案内】公開シンポジウム
「子どもの毒性学:子供の高次脳機能への化学物質曝露影響の把握
臨床、応用および基礎科学の現状と展望」
3.【開催案内】公開シンポジウム
「生活に身近なOne Health:食品から検出される薬剤耐性菌の現状」
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【開催案内】日本学術会議in福岡 学術講演会
「若手研究者が考える地方創生と学術の未来」
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【日時】2022年2月23日(水)14:00~17:25
【場所】オンライン開催
【主催】日本学術会議、国立大学法人九州大学
【後援】福岡県、福岡市、公益財団法人日本学術協力財団
【開催趣旨】
地方創生には様々なステークホルダーが関わってくるが、その推進
それぞれが問題を抱えているのが現状である。ここでは、中央政府
産業界、地域における高等教育機関、若手研究者、それぞれの関わ
について、主に若手研究者の視点から課題を掘り起こし、これから
のあるべき姿に迫る。
【次第】
https://www.scj.go.jp/ja/event
【参加費】無料
【申込み】要・事前申し込み:以下のURLからお申し込みくださ
https://forms.office.com/r/7L7
【問合せ先】
日本学術会議九州・沖縄地区会議事務局
(九州大学 研究・産学官連携推進部 研究企画課研究総務係)
電話:092-802-2193
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【開催案内】公開シンポジウム
「子どもの毒性学:子供の高次脳機能への化学物質曝露影響の把握
臨床、応用および基礎科学の現状と展望」
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【日時】2022年2月19日(土)13:00~17:20
【場所】オンライン配信
【主催】日本学術会議薬学委員会・食料科学委員会・基礎医学委員
学分科会
【共催】日本毒性学会
【後援】日本生命科学アカデミー
【開催趣旨】
種々の統計データにより、自閉スペクトラム症(ASD)の症例数
逆に統合失調症(SCZ)の新規症例は減少していることが示され
閉症スペクトラム症は、連続した虹色の様に少しずつ違った症状を
の集合として自閉症を広く捉える考え方ですが、実は、SCZの症
ラム症と言ってよいほど様々な症状を呈します。若いSCZ症例に
いる症例も報告され、ASDとSCZには関連性がある事が指摘さ
近年、遺伝子レベルでもASDとSCZの関連性に関する研究が進
と関連が深いAuts2という遺伝子が、ASDだけでなく、脳の
として注目されており、この遺伝子がSCZの一部の症例に関係す
されています。Auts2遺伝子を改変したマウスがASD症例の
行動を示すこと、さらに、アセフェートなどの神経を標的とする化
ウスに与えた時に、Auts2遺伝子の発現が影響され、行動異常
データも得られております。
以上の事を総合すると、ASD症例の増加とSCZ症例の減少とい
「ASDは3歳ごろまでに診断されるのに対して、SCZは20歳
とが多いので、ASD症例のなかに従来なら20歳になってSCZ
あろう症例が含まれていて、3歳時からの種々の手当の成果として
症例数が減少した」のではないか、という可能性が出てきます。こ
「それでもASD症例数とSCZ症例数の総和」は増加しているか
ます。化学物質の環境曝露がASD増加に寄与している可能性を示
蓄積していますが、この可能性はやはり高いのか、それとも遺伝的
基準の変遷と、教育現場などの社会的な要因などのみで説明がつく
いは、両方なのかという問題でもあります。
これらの問題は学際的学問である「毒性学」の立場からとても重要
持っています。そこで、本企画の契機の一つとなった文科省の統計
SCZの診断基準等の変遷と症例数の関係、Auts2遺伝子など
及びSCZの解析の現状と展望、化学物質の曝露を含む環境要因の
ェネティクス効果を含む)、等について、それぞれの研究分野の専
シンポジウムを企画いたしました。多数のご参加をお待ちいたして
【次第】https://www.scj.go.jp/ja/e
【参加費】無料
【申込み】要・事前申し込み:以下のURLからお申し込みくださ
https://www.scj.go.jp/ja/event
【問合せ先】
「子供の毒性学」シンポジウム事務局
E-mail:scj-tox@vetmed.hokudai.
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【開催案内】公開シンポジウム
「生活に身近なOne Health:食品から検出される薬剤耐性菌の現状」
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【日時】2022年2月26日(土)13:30~15:30
【場所】オンライン開催
【主催】日本学術会議食料科学委員会獣医学科会・食の安全分科会
科会
【共催】公益社団法人日本獣医学会、日本家畜衛生学会
【後援】北海道大学、酪農学園大学、東京海洋大学、相模女子大学
大学、北里大学獣医学部
【開催趣旨】
薬剤耐性に起因する死亡者数は年間70万人(全世界:2013年
おり、2050年までには「がん」を越えて死因の第一位となる1
危惧されています。本シンポジウムは、市民との対話「One Healthシンポジウ
ム」の一環として、食品と薬剤耐性菌の課題について4名の専門家
きます。さて、食品を介してヒトの健康に影響を及ぼす細菌の薬剤
ては、ヒトと家畜・家禽・水産物との関連性の評価研究が進んでい
農畜水産物の生産現場ではヒトの医療現場よりも多くの抗微生物薬
ています。一方、家畜・家禽は経済動物という側面から成長促進・
改善・生産性向上の目的で抗菌性物質を使用し、安定した食料供給
禽の健康管理(動物福祉の5つの自由:病気からの自由)にも繋が
今回のシンポジウムでは、生活に身近な食肉・魚・野菜・果物など
から検出される薬剤耐性菌」に焦点を絞り、農業・畜産・水産の生
しながら、薬剤耐性菌の影響がヒトに対して可能な限り及ばないよ
めの、one healthの理念である医学、農学、獣医学、水産学などの領域
た調査協力体制とその活動をご紹介し、迫り来る「薬剤耐性菌の脅
まと一緒に乗り越える方策を考える機会にしたいと思います。
【プログラム】
https://www.scj.go.jp/ja/event
【参加費】無料
【定員】なし
【事前申し込み】要
参加をご希望の方は、以下より事前参加申込みをお願いします。
(2月26日(土)〆切)
https://hokudai.webex.com/hoku
申し込みいただいた方には、開催日までに視聴用URLをメールで
す。
【問い合わせ先】
シンポジウム事務局
E-mail: scj-tox@vetmed.hokudai.ac.jp
https://www.scj-vetfood.com/bl
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学術情報誌『学術の動向』最新号はこちらから
http://jssf86.org/works1.html
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