X
MENU
イベント情報

日本学術会議フューチャーソシオロジー分科会公開シンポジウムのご案内

これはカゾクか:未来の「家族」のかたち
日本学術会議 フューチャー・ソシオロジー分科会 公開シンポジウム

2017年9月30日(土)13:30~17:00
学習院大学目白キャンパス中央教育棟303号室

 私たちは今、大きな転換点に立っています。格差の拡大、エネルギー政策、福祉制度、高齢化社会、家族の変化、移民・難民など、既存の研究枠組みでは十分に把握できない問題が多方面から噴出しています。こうした問題に立ち向かい解決を目指すには、新しい発想にもとづく新しい学問の創出が必要です。
 私たちは、2016年10月のシンポジウムで、新しい社会学「フューチャー・ソシオロジー」の創出宣言をしました。本シンポジウムでは、その宣言を受け、まず家族の問題に立ち向かいます。「近代」の生産物である今日の家族は、今後50年のあいだに全く異なるものになると予想されます。どのような家族になるのか、家族の定義や内実が全く変わるのか。新しい家族のかたちを予想し、対応策を議論します。

<報告>
13:50 問題提起「核分裂家族─モダニズム再考」今田高俊
14:05 新しい親密圏「シェアハウスが反射する家族─親密性・ケア・共同生活」久保田裕之
14:25 親と子の未来「<ハイブリッド>な親子のゆくえ─融合・反転・競合」野辺陽子
14:45 人間と機械が作る家族「AI、ロボット、ネットワーク」栗原聡
15:20 社会学の持続可能性「家族の変容に対して社会学はどう対応すべきかー家族の死と再生」矢澤修次郎
16:40 「カゾクの未来」 渡辺秀樹

参加料無料、事前連絡不要
主催:日本学術会議社会学委員会フューチャー・ソシオロジー分科会
連絡先:FS分科会 野宮大志郎(dainom@tamacc.chuo-u.ac.jp