日本学術振興会は、人文学・社会科学の一層の振興を図るため、研究者がともにデータを共有しあい、国内外の共同研究等を促進するデータ基盤の構築をめざして、本年度より「人文学・社会科学データインフラストラクチャー構築プログラム」に取り組んでいます。本プログラムを開始するにあたり、下記の要領でキックオフ・シンポジウムを開催いたしますので、人文学・社会科学の研究に携わる方々のご参加を広くお待ちしています。
詳細および参加申し込みについては、学術振興会の
https://www.jsps.go.jp/kadai/symposium/20180701-1.html
をご覧ください。
記
データ基盤の整備による人文学・社会科学の振興
──人文学・社会科学データインフラストラクチャー構築をめざして──
日時:2018年7月1日(日)13時30分~17時20分(13時開場・受付)
会場:一橋講堂 中会議場 1~3(東京都千代田区一ツ橋 2-1-2 学術総合センター内)
プログラム
開会挨拶 里見 進(日本学術振興会理事長)
来賓挨拶 文部科学省(予定)
基調講演 安西祐一郎(前日本学術振興会理事長)
講演 1)「経済学におけるデータインフラストラクチャーの必要性」
樋口美雄(労働政策研究・研修機構理事長)
2)「継続した国際比較調査研究の公開と必要性:アジアンバロメータ調査・世界価値観調査などを題材に」
池田謙一(同志社大学教授)
3)「データアーカイブと社会科学的実証研究の課題」
石田 浩(東京大学教授)
4)「社会科学データ・アーカイヴの構築」
小林良彰(慶應大学教授)
5)「教育研究分野におけるデータ基盤の必要性」
佐藤 学(学習院大学特任教授)
6)「データインフラストラクチャーに期待するもの」
平野 浩(学習院大学教授)
パネル・ディスカッション
「日本の人文学・社会科学におけるデータ基盤の整備をめぐる現状と課題」
司会:盛山和夫(日本学術振興会学術システム研究センター副所長)
パネリスト:登壇者および
前田幸男(東京大学教授)
閉会挨拶 家 泰弘(日本学術振興会理事)
定員 80名 ※定員になり次第、受付締切 ※参加費無料