奈良女子大学アジア・ジェンダー文化学研究センターでは、下記のようなシンポジウムを開催いたします。
「国際比較で見るSTEM─理系女性のキャリアパス」
STEM(Science, Technology, Engineering, Mathematics)領域で女性の数が少ないことの背景にはさまざまな要因があります。最近、ジェンダー不平等な国の方がSTEMに行く女性の割合が高いという調査結果が出され、"ジェンダー・パラドックス" として話題になっています。日本の若者の進路選択、アジアの現状、テクノロジーを用いて社会を変革しようとするノルウェーの報告から、ジェンダー/社会/テクノロジーの相互作用を検証します。
みなさまのご来場をお待ちしております。
(同時通訳を使用します)
日時:2018年11月24日(土)13時~17時 場所:奈良女子大学 F棟5階大会議室
(近鉄奈良駅下車 徒歩5分)
アクセスマップ http://www.nara-wu.ac.jp/nwu/intro/access/map/index.html
プログラム
13:10─13:35 理系進路選択とジェンダー:日本の現状を中心として
河野銀子氏(山形大学/教育社会学)
13:35─14:00 STEM Education : Opportunity and Challenge for Women
Sri Peni Wastutiningsih (インドネシア・ガジャマダ大学/農学、教育学習センター長)
14:05─14:20 The Making of Positive Circles: How to include and sustain Women in Computer Science
Vivian Anette Lagesen / ノルウェー科学技術大学・学際的文化研究学部教授
14:20─14:35 Women in STEM in Norway: Promoting Gender Equality from within through Technology and Networking
Kristine Oygardslia / ノルウェー科学技術大学研究員
14:35─14:50 NTNU’s Girl Project Ada: Feminist Perspectives & Current Challenges
Jennifer Branlat / ノルウェー科学技術大学・ジェンダー研究センター准教授
14:50─15:10 休憩
15:10─15:40 コメント
高岡素子(神戸女学院大学/食品科学)
蒋琳(大和ハウス工業株式会社)
加藤美砂子(お茶の水女子大学/生物学、理系女性教育開発共同機構長)
15:40─16:50 ディスカッション
その後の情報交換会にご参加の方は,11月9日までに下記に御連絡ください。
問い合わせ:奈良女子大学 アジア/ジェンダー文化学研究センター
電話:0742-20-3611, メール:a-gender.c@cc.nara-wu.ac.jp