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イベント情報

移動レジーム研究会 公開シンポジウムのお知らせ

教育機会の不平等研究のフロンティア

このたび、移動レジーム研究会では、日本学術振興会科学研究費補助金の助成を得て、イスラエルとアメリカより研究者をお招きし、教育機会の不平等とその国際比較をテーマとするシンポジウムを開催します。
多くの国や地域で、格差・不平等問題への関心はますます高まり、近年の重要な政治的争点となっています。
異なる政策や構造をもつ国や地域を比較することで、マクロな制度と格差・不平等との関係の一端を明らかにすることができます。
今回のシンポジウムでは、教育機会の不平等を主なテーマとし、世界35カ国を対象とする国際比較、子どもたちの学業成績をめぐる不平等、日本社会における教育機会の不平等について、階層研究を牽引する4人の研究者の方にご報告いただきます。

テーマ:教育機会の不平等研究のフロンティア
日時:2019年6月1日(土)13時から18時
場所:慶應義塾大学三田キャンパス南校舎447室
使用言語:英語
参加申し込み:
5/27までに以下のURLにアクセスし、必要事項を入力して参加登録をお願いします。定員に達し次第締め切ります。
https://forms.gle/P6EHExTERX1raza59

Program

13:00 – 13:10 Introduction
13:10 – 14:10 Plenary session: A comparative study of inequality
A positional model of intergenerational educational mobility: Crucial tests based on 35 societies
Yossi Shavit (Tel Aviv University)
Hyunjoon Park (University of Pennsylvania)

14:10 – 14:30 Break

14:30 – 16:10 Session 1: Inequality of academic achievement
Family income in early childhood and later scholastic achievement in Israel
Yossi Shavit (Tel Aviv University)
Rising Inequality in Academic Performance in the Midst of Educational Reform in Korea: Changing Distributions of Test Scores in PISA 2000 and 2015.
Hyunjoon Park (University of Pennsylvania)

16:30 – 17:50 Session 2: Educational inequality in Japan
Explaining Class Differentials in College Enrollment in Japan: An Empirical Test of Relative Risk Aversion Hypothesis
Sho Fujihara (University of Tokyo)
Education and stratification process in Japan: An institutional perspective
Hirofumi Taki (Hosei University)

17:50 – 18:00 Wrap-up

主催:移動レジーム研究会
本シンポジウムは、日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究B
(研究課題:階級、ジェンダー、エスニシティの相互作用と不平等の比較研究、課題番号:18H00931、代表:竹ノ下弘久)の助成を得て行われます。