「ソウル・東京の都市再生:現在・過去・未来」
研究代表者:饗庭伸(東京都立大学)
21世紀に入り、市場の力を都市計画に活かす新自由主義型の都市計画手法が世界各地で導入され、日本では2000年代初頭に法制度枠組みが大きく転換し、韓国でもIMFショック以降、ほぼ同時期に大きな政策展開がみられました。こうした転換の成果と制度枠組みの実態を明らかにするために日韓の研究者で共同研究を重ねてきました。本シンポジウムは研究の成果を報告するために開催されます。シンポジウムはソウルと東京をつないでオンラインで開催され、韓国語と日本語の逐次通訳が入ります。無料でどなたでもご参加いただけますので、奮ってご参加いただけますようよろしくお願いいたします。
日時 2021年3月16日 13:30-17:00
1.基調報告:ソウル・東京の都市空間の構造と主要政策の動向 30分
Yang Jae-Seob(ソウル研究院)+饗庭伸(東京都立大学)
2.テーマ別報告 各30分
(1)地域間の不均衡と格差
Kim Sang-Il(ソウル研究院)+浅川達人(早稲田大学)
(2)超高層マンションの開発問題
Min Seung-Hyun(ソウル研究院)+大澤昭彦(高崎経済大学)
(3)リニアな都市再生事業の波及効果
Seong Su-Youn(ソウル研究院)+片桐由紀子(金沢工業大学)
(4)交通と都市開発
KIM Seung-Jun(ソウル研究院)+小根山裕之(東京都立大学)
3.総合ディスカッション 40分
長野基(東京都立大学)+鄭一止(熊本県立大学)+上記報告者
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開催方法:zoomによるオンライン開催、資料もオンラインで配信されます。
参加費:無料
以下のサイトより事前に申し込みください。
http://ptix.at/MmHZQ5
主催:ソウル研究院 都市空間研究室+東アジア巨大都市における新自由主義型都市計画制度研究会
助成:韓国国際交流財団
本シンポジウムは、科学研究費基盤研究(B) 東アジア巨大都市における新自由主義型都市計画制度の成果と形成過程(研究代表者:饗庭伸)の成果を報告するものです。
問い合わせ先(東京):饗庭伸(aib@tmu.ac.jp)
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