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森ビルアカデミーヒルズ・JST/RISTEX/HITEコラボレーション企画
混沌(カオス)を生きる:
第6回「多様な性から見直す近代社会システム:フェムテックからSFファンタジーまで」
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【詳細・申込】 https://www.academyhills.com/seminar/detail/20210331.html?fbclid=IwAR0TZE-wePih_sN3ypmeBI13l2WG4xYTbmOH-DF22LfwH8rWUnf_hofGR8M
【 日 時】 2021年3月31日(水)20時~22時
【 会 場】 オンライン開催
【 主 催】 アカデミーヒルズ
【 共 催】 JST社会技術研究開発センター
お申し込みはこちらから→https://eventregist.com/e/academyhills210331
【 概 要】
男性中心の社会構造から脱却するためにー2020年代の展望
私たちのこれまでの近代的な社会制度・慣習は「標準的な男性」を基準にして構成され、その枠組みを「常識」として受け入れることで成立してきました。しかし、パンデミックや環境問題、行き過ぎたグローバル化と資本主義の狭間などあらゆる領域でその制度疲労が露呈し、予測不可能な時代に対応するための柔軟な変化が求められています。
そのとき、これまでのフェミニズム活動で生まれた論点から社会を見直してみると、どうでしょうか。コロナ禍で浮かび上がった非正規雇用など不安定な立場にいる女性たちの苦しみは、そのまま現代社会の構造問題ともつながります。これまで見過ごされてきた声なき声に耳を傾け、人間本来の権利を分かち合う健全な社会とはなにか? 本イベントでは、この問いに向き合う数々の実践者たちと、2020年代の展望を語りあいます。
ファンタジーとアートがもたらすオルタナティブな想像力
今回は、フェムテック(FemTech:女性が抱える健康の課題をテクノロジーで解決できる商品やサービス、FemaleとTechnologyを合わせた造語)のベンチャー起業家を迎え、これまでの偏向的な規制や市場のあり方を見直します。さらには、SF、マンガ、アートから喚起されるオルタナティブな社会への想像力をヒントに、萩尾望都やよしながふみらの作品を題材に、次なるビジョンをひらく議論を展開。女性という枠組みを超えた、真に「多様性を包摂する社会」について考えます。
【登壇者】
スピーカー:小谷真理(SF&ファンタジー評論家 日本SF作家クラブ会員)
スピーカー:杉本亜美奈(fermata株式会社 共同創業者 兼 CEO Amina Sugimoto, DrPH Co-founder / CEO DrPH/公衆衛生博士)
スピーカー:田中東子(大妻女子大学文学部教授)
スピーカー:長谷川愛(アーティスト/デザイナー)
コメンテーター:佐倉統氏(東京大学大学院 情報学環 教授)
ファシリテーター:塚田有那氏(編集者・キュレーター)
シリーズ「混沌(カオス)を生きる」
https://www.academyhills.com/note/report/2020/201020.html
パンデミック、頻発する自然災害の猛威は、人類のこれまでの生存領域を脅かしつつある。科学技術を発展させることで物質的な豊かさを追求してきた人類は、いま自然界から猛烈なフィードバックを受けている。人工知能(AI)の登場により、道具であったはずの科学・技術は、我々の個人情報を知りつくした新たな他者になるかもしれない。デジタル監視社会が浸透するリスクに対して、いかに対処すべきか?いま、近代以降に築いてきた科学技術に対する価値観はもちろん、生命や自然に対する価値観を根源から見直す時が来ている。多様な生命体と共生するための対話力とリーダーシップが求められているのではないだろうか。本企画では、ライフスタイル、社会規範/法制度、都市などについて、科学・人文思想・文化といった多様な分野の識者、そして新しい技術開発に取組むテック系起業家との議論を通じて、人類のありうべき姿、そして社会を再設計する。