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イベント情報

女性労働問題研究会(SSWW)「オンライン日韓女性〈働き方改革〉シンポ」(9月12日)

オンライン 日韓女性〈働き方改革〉シンポ http://ssww.jp/?page_id=25

テーマ:ジェンダー視点で考える日韓の<働き方改革>とコロナ禍

開催日時:2021年9月12日(日曜日)13時30分~17時30分 オンライン(ZOOMウェビナー)

定員:500人(必ず申し込みをおねがいします)

参加費:無料

 

【参加申込】

〇シンポ参加フォームにてお申込みください。お申込みの順に受け付けます。

申込URL https://forms.gle/8NxuWRKvVBqSh6w97

〇9月11日(土)21時までに、参加のためのURLをおくります。到着しない場合はご連絡ください。

Mail:912skjwrs@gmail.com

〇定員を超えた場合は、YouTubeでの同時視聴となります。ご了承ください。

 

趣旨:コロナ禍による女性の貧困が顕在化しています。若い世代の間でフェミニズムの再評価が進む一方で、働く女性がつながって声を上げていく場は少なく、政府の「働き方改革」も「女性が輝く」政策も、女性の現実を素通りしたものになりました。こうした状態の打開へ向け、女性労働者の全国組織を生み出した韓国の労働運動家・研究者とオンラインで対話し、日韓の労働改革とコロナ禍の影響を女性労働の視点から検証しようと、このシンポジウムを企画しました。日本でもコロナ禍をめぐる「女性による女性のための相談会」や、非正規公務員の8割近くを占める女性たちによる「公務非正規女性全国ネットワーク(はむねっと)」など新しい動きが登場しています。コロナ被害に直撃された女性たちが、労働組合の中心となって活躍する姿も目立ち始めています。こうした希望の芽を働く女性の幅広い連携へとつなげるためのシンポジウムを目指して、みなさんのご参加を呼びかけます。

(実行委員長・女性労働問題研究会代表 竹信三恵子)

 

【プログラム】日韓同時通訳実施

総合司会 金井郁さん:埼玉大学人文社会科学研究科教授

★第1部 日韓のコロナ禍と「働き方改革」のジェンダー分析(2時間程度)

基調報告+コーディネーター 横田伸子さん:関西学院大学社会学部教授

【韓国から】

・ユンジャヨンさん:忠南大学校経済学科准教授

テーマ「コロナ事態下における女性労働市場の変化と政策対応」

・チョソンジュさん:前ソウル市労働協力官

テーマ「コロナ事態下における労働改革と女性労働運動」

【日本から】

・竹信三恵子さん:和光大学名誉教授・ジャーナリスト

テーマ「女性を置き去りにした<働き方改革>とコロナ被害」

・蓑輪明子さん:名城大学准教授

テーマ「コロナ禍が浮き彫りにしたジェンダー視点の変革の必要性-日本の産業構造転換とジェンダー」

 

★第2部「フェミに生きる」が働き方を変える~日本の女性労働運動ニューウェーブ

(各5分、韓国側報告とコメント、やりとりを少し入れて計90分程度)

コーディネーター:竹信三恵子さん

【日本から】

・瀬山紀子さん:女性非正規公務員と会計年度任用職員

・森崎めぐみさん:「俳優」の労働権から考えるフリーランス問題

・松元ちえさん:メディアで働く女性のネットワークづくり

・三浦かおりさん:ユニオンを通じて見た介護・保育

・雨宮処凛さん:プレカリアート労働運動と反貧困

・石川優実さん:クーツー運動という新しい労働安全衛生

・岩崎唯さん:若者・女性にとっての最賃運動とコロナ禍

・松尾聖子さん:関西生コン事件と女性ミキサー車運転手のいま

【韓国から】

・キム ハンビョルさん:放送作家ユニオンの副委員長

・イム ジョンリンさん:パリバゲット(パン屋のチェーン店)労働組合の委員長

コメンテーター 伍賀偕子さん:元関西女の労働問題研究会代表「女性オルグの草分けの立場から」

 

★シンポ開催のための「賛助金」の募集をしています。ご協力いただける団体・個人の方はメールをください。

・本シンポジウムの開催にあたり、科学研究費助成金 基盤研究(C) 課題番号20K12478 「韓国における周辺女性労働運動と労働市場に関す研究」(研究代表者:横田伸子)から一部支援を受けた。