開催趣旨
現代の社会学において、エスノメソドロジーは、「状況」
を探究の対象として中心に据えた、
代表的な研究プログラムの一つである。
経験的研究の在り方が問い直される現在、
社会学においてエスノメソドロジーはいかなる位置にあるのか。
そして、その可能性はどのようなものか。米国の社会学者、アン・
ロールズが提唱する「状況の社会学」をキーワードとしながら、
同じく「状況」
に注目するゴフマンの社会学との関係性に注目して再考を試みる。
日時
2024年2月27日(火)14時00分-16時30分
場所
神戸大学大学院人文学研究科B132教室(オンライン併用)
プログラム
Ⅰ.企画趣旨説明 若狹 優(神戸大学)
Ⅱ.研究報告(司会:若狹 優)
- 初期エスノメソドロジーにおけるゴフマンの影響――アン・ロールズの「状況の社会学」構想に着目して 粕谷 圭佑(奈良教育大学)
- エスノメソドロジーとゴフマンの「結節点」はいかにして可能か?――アン・ロールズの「正義」概念を中心に 成田 まお(神戸大学)
Ⅲ.指定討論 南 保輔(成城大学)
Ⅳ.全体討論
主催
状況の社会学研究会
共催
科研費課題(若手研究)「デジタルメディア研究への応用を志向したゴフマン理論の再構築:「共在」に注目して」(23K12618)、関西社会学会
参加の際には、対面・オンライン共に事前登録が必要です。下記フォームからご登録ください(申込締切:2月23日)。
https://forms.gle/zAwQjF5hhPDsYVYt6
詳細はリンクのPDFもご参照ください。