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3/10(日)14:00~17:30
【国際シンポジウム】 「ギグワーカーとジェンダー、セクシュアリティ~バリアの回避と権利保障」
お申込・詳細 https://gigworkgs.peatix.com/
(録画有、会場&配信のハイブリッド開催、リアルタイム日本語字幕有)
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■日時
2024年3月10日(日)13:30開場
14:00-17:30シンポジウム講演および質疑応答
(オンラインは13:55から入室)
■概要
フードデリバリーの配達員、クラウドソーシングでのデータ入力やライターなど、デジタルプラットフォームを通じて単発の仕事を請け負うギグワークが広まっている。労働法の不適用や、失業、労災の保障、単価の低さ、強大な権限を持つデジタルプラットフォーム運営企業による不利益変更や不透明な審査プロセスによるアカウントの停止など、様々な問題が指摘されているギグワークは、現在、決して「多様な働き方」と持ちあげるようなものにはなっていない。
しかし、同時に既存の労働市場においては、ジェンダー、セクシュアリティ、人種・民族、障害、在留資格の種類、フルタイムワークが標準とされていることなど様々なバリアがある。「標準的」な労働者ではないとして排除されていた人たちにとって、デジタルプラットフォーム上でのやり取りが多くを占める、ギグワークの参入障壁の低さは魅力である。
本シンポジウムではこうした視点から、ギグワーカーの現状と労働運動の課題について韓国、香港の事例を伺い、プラットフォーム協同組合など、今後の展開の可能性を探る。
■プログラム
林百花(香港の大学勤務リサーチアシスタント)
「香港のプラットフォーム労働者~回顧と展望」
金美珍(大東文化大学国際関係学部准教授)
「韓国におけるフラットフォーム労働の現状と権利保障の取り組み」
中野 理(日本労働者協同組合連合会・理事/海外連携推進部長)
「プラットフォーム協同組合とジェンダー」
■コメンテーター
畔蒜和希(明治大学大学院 文学研究科地理学専攻博士後期課程)
■司会・コメンテーター
飯野由里子(東京大学バリアフリー教育開発研究センター教員。一般社団法人ふぇみ・ゼミ&カフェ運営委員)
■企画コーディネーター
熱田敬子(ジェンダー、社会学研究者、一般社団法人ふぇみ・ゼミ&カフェ運営委員)
■主催
インターセクショナル・フェミニズム研究会(研究代表・飯野由里子)
■共催
一般社団法人ふぇみ・ゼミ&カフェ
JSPS科研費「東アジアの民主化運動とフェミニズムに関する比較実証研究」(研究代表・熱田敬子、研究課題番号23K01782)
東京大学大学院教育学研究科附属バリアフリー教育開発研究センター
https://www.p.u-tokyo.ac.jp/cbfe/
■問い合わせ
ふぇみ・ゼミ&カフェ
〒115-0044 東京都北区赤羽南2-4-7 鷹匠ハイツ403
メール:femizemi2017@gmail.com